携帯料金、そろそろ見直さないか?
はじめに
格安SIMが登場したのが2012年頃、もう8年も経過しているにもかかわらず、総務省のデータによると1割程度の人しか利用していないという事実に驚愕している。
総務省|電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表 (平成29年度第3四半期(12月末))
取っつきにくい、わかりにくいというのが原因らしいが、有効に利用すれば、実際は格安と謳われている通り、月々の料金を減らすことができるのだ。
実際、私も月々7000円前後から3000円前後まで減らすことができた。(※1)
電話はあまり使わず、スマホゲーム、LINE、Twitter、ネットサーフィンをして、月6GBあれば足りるくらいです。
携帯代高いと思っているけどMVNOについてよくわからないという方は、検討に必要な情報を記載するので、是非とも活用して欲しい。
個人的には、MVNOを知らない男性陣は、モテないでいただきたい(過激派)
格安SIMって何?
格安SIMとは、MVNO(仮装移動体通信事業者)が提供しているSIMカードのこと。MVNOは実際の通信回線を持たずに、MNO(後述)から通信回線を借りることで販売を行っている会社の総称。
スマホやガラケーは、SHARPのAQUOSや、SONYのXperiaといったハードウェアに、通信事業者が提供する通信回線を利用するためのSIMカードを入れることで電話やインターネットができるといわけだ。
SIMカードについて(脱線)
昔はSoftBank, KDDI, docomoといったMNO(移動体通信事業者、キャリア)が携帯電話を販売していた。その頃は好きな会社の携帯電話を選んで、好きなキャリアを選ぶことができなかった。例えばざっくり説明すると、Softbankの代理店に並んでいる携帯電話は、Softbankと契約してSoftbankのSIMカードを入れないと使えないのだ。
今では、SIMとSIMフリー対応の携帯電話であれば、好きな組み合わせが可能だ。ちなみに、iphoneは、iphone 6sからSIMフリー対応されている。
格安SIMは大体はSIMフリーなのだが、たまに、SIMフリーではなかったりするので、販売員の人に「この携帯でこのSIMを使いたいんだが、使えますか?」と聞いてみよう。
SIMの形も3種類ほどあるので、念のためチェックしておこう。
MVNOに乗り換えるのにオススメな人
MVNOの契約は、データ通信量が青天井ではないことがほとんど。
自分に合った契約を見つけることが大事。ご利用は計画的に。
- データ通信量が少ない人
動画はスマホで見ない。ストリーミング配信の音楽を聞かない(外でSpotify使わない) - 家ではWifiを使う人
携帯回線での通信量を減らすことができる。 - 通信速度が遅くても気にならない人
メール、LINEの利用が主であり、動画などの読み込みが遅くても待てる。数秒が命取りのビジネスマンにはお勧めしません。 - キャリアメールが無くても問題ない人
@docomo.co.jp といったメールアドレスが使用できなくなる。特定のサイトでは無料のGmailのメールアドレスが使えなかったりするので要注意。 - 契約内容、サービス内容を理解できる人
公衆Wifiを利用すれば、携帯回線のデータ量を減らせて安く抑えられる。
電話代は高くつくから、LINEの通話機能を使えばいい。など、理解できていると強い。 - スマホの使い方がわからなくても自力でなんとかできる人
キャリアとMVNOが大きく異なるのは、独自のショップを構えていないこと。
スマホの使い方がわからない時にショップに持ち込む人は、持ち込み先がなくなるので困ることになる。
(独自に販売店を設けないことで人件費を抑えて安くしているので、そういったサービスが必要な人はキャリアで携帯電話買った方が良い)
※データ通信は、電話機能以外のすべての通信と考えよう。 ※データ通信専用SIMなどと記載されているものは、電話が使えないので注意。
MVNOの契約を見に行く前に
上記を読んで大丈夫そうだと思う人は、次のステップ。
今使っている携帯電話を振り返ってみよう。
乗り換えたら月々いくらになるのかシュミレートするための材料になります。
確認するのは以下の項目。
- 毎月のデータ使用量
データ使用量は、アプリでも測れるので1ヶ月程度測定してみよう。 (↓アプリを使うと測定が楽です)
http://applion.jp/android/app/jp.smapho.mobiledatachecker/
さいごに
ここまでのことが理解できれば、あとは自分がいかに安くできるか、適切なMVNOと契約を選定すれば良いのです。(優良な比較サイトに任せた!)
スマホは今お使いの携帯がSIMフリー対応か確認してくださいね。スマホの買い替えに合わせて通信事業者も見直すのがベター。
※MVNOに乗り換えてトラブルが発生しても私は一切の責任をもちません。
ざっくりとした説明でしたので、わからない単語はグーグル先生に聞きましょう。
更にコアな世界は、「この通信方式に対応していれば、速いぞ!」や「○○のスマホはCPUが○○だから処理が速いぞ!」などですが、マニアックな人でないと・・・ね。
月々の携帯代金を抑えてより良い生活を送りましょう!
※1 生活の見直しもかけています。また今度書きますね。